思い出すこと

2月16日を境に、一度もブログを更新していないというわけで、これは日記を何も付けていないのと同じことであり、2ヶ月も経つと、その間に自分が何を感じ、考えていたのか、ほとんど思い出せないのであります。

 

今日の午後、半年ぶりに友人と会うことになっているので、まあ、少なくともこの2ヶ月、自分の心を通り過ぎていったものが何であったか、思い出せるまま、思いつくままに列挙したいと思うのであります。

 

大西巨人の「神聖喜劇」を読みかけて、中断しました。

溝口健二の「近松物語」を見ました。

●それは木庭顕という人が中高生と対話した「誰のために法は生まれた」を読んだからでした。「近松物語」と「自転車泥棒」を取り扱った部分が面白かったです。

●「1分で売る」という即決営業のマニュアル本を読んで、実践して、なんとなくうまくいって、またマニュアル本を漁るように。

●「誰のために法は・・・」の中に森鴎外の「山椒大夫」についての言及があったので、それと「高瀬舟」と「阿部一族」を読んでみました。印象に残ったのは、人買いの船に乗せられた使用人の姥竹が「ええ、これまでじゃ。奥様、ご免下さいまし」こういってまっさかさまに海に飛び込んだ。というくだりです。